井出智香恵の漫画
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完結
真夏の夜の渇き
話55 pt
「首ヶ池には毎年8月9日になると、美しい女が現れて男を誘うという伝説がある。チャレンジしてみたらどうだ和也(カズヤ)。彼女と別れたばかりで渇いているんだろう。」和也は、その話を聞き好奇心から首ヶ先へ向かう。しかし夜の森は暗く迷ってしまう。「はめられたか…」そう思い始めたころ一寸先に光を見つける。「まさか…」そう思いながた近づくと、そこには美しい女性の姿が…。 井出智香恵、怪奇ロマンの傑作品です。
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完結
真冬の月
話55 pt
私は真冬の月の下に捨てられていた。命の消える寸前に拾われたけど、あの夜の寒さと恐怖だけはこの体が憶えてる。私はのたれ死には二度とまっぴらごめんだと強く思う。育ちの良さや学歴、そういうもので人を計らない芸能界で私はノシあがろうとしている。コネのない女が芸能界でノシあがるためにはスポンサーを多くつかまえることが何より大切だ。その為だったら私はどんな男にも抱かれる。これが私の処世術だ…。
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完結
まぼろしの処刑
話55 pt
高野沢章35歳。妻亜美30歳。芸能界きってのおしどり夫婦。『高野沢夫婦結婚5周年パーティ。抽選で選ばれた3百人のファンを招待』今そのイベントの最中。そんな私はお2人の付き人であり世界一のファンでもある。私は会場に紫のりんどうが届けられたので、お二人の控え室に持っていった。すると、そのりんどうを見た途端章先生が青ざめはじめた…。
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完結
マリーへの伝言
話55 pt
朋江(トモエ)は九州にサラブレットの生産牧場を持つ小路産業のオーナーの娘だ。事情があり父に逆らい、上京し独りで働くうちに高也(タカヤ)と出会った。高也は恐ろしく頭のキレる大学院生だ。朋江はいつも高也のペースに巻かれ気がつけば朋江の方が夢中になっていた。そんなある日、朋江は高也に結婚を申し込まれる。朋江は喜ぶどころかその顔はみるみると曇っていった。そして思い詰めた様子で「言っておかなくてはならないことがあるの…」そう言ったのだった…。
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完結
魔露は心を濡らす
話55 pt
美しい淑女ミルバナは領主の息子カシムドにみそめられ結婚する。しかし、ミルバナは姑のガデルからカシムドとのセックスを禁じられる。というのも、その昔、カシムド家の先祖の一人が魔界アイアイの宝を奪い呪をかけられたという。その呪とは、「カシムド家の跡継ぎの男は花嫁と契ったとたん視力を失う」というものだった…。
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完結
見事な女
話55 pt
美津也(ミツヤ)はルポライターをしている。昭和51年の夏。彼は百合江(ユリエ)の悲しい人生を追い、それを記事にした。百合江に会い記事の内容の正否を確かめて完成となる。その百合江の「悲しい人生」とは大まかに説明するとこうだ。太平洋戦争が終わった昭和20年頃、百合江は神戸で米兵相手にストリッパーをしながら生計をたてる。その後、結婚し子宝に恵まれる…。が、それから数年後百合江の義父が一家全員を手斧で殺し灯油をかぶって火をつける。一家心中を図ったのだ…。その後も百合江を次々と悲劇が襲った…。
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完結
ミラノの悪夢
話66 pt
派遣会社の紹介で、著名な建築デザイナーのもとで秘書として働くことになったケイト。けれど初出勤の日、ボスであるジャンルカをひと目見て彼女は言葉を失った。数か月前にミラノで奔放な一夜をともにしたルカ!ミステリアスな彼の瞳に導かれるまま時を過ごしたケイトは、朝になって自分のしたことに愕然とし、別れも告げずに逃げ出したのだった。今、目の前にいるルカは怒りを滾らせケイトに冷たく言い放った。「突然僕の前から姿を消したつぐないをしてもらおう」
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完結
迷宮のペルソナ
話55 pt
私が6才の時だ。学校から帰り部屋にあがると、父と母、それから知らない女がリビングで死んでいた。三人とも口から泡を吹いていた。大人になって私は当時の事情を知った。父の愛人中島くららが両親のお茶に毒を入れ殺し、その後自分も服毒して無理心中を図ったのだ。私の親を奪うという形であいを全うした恐ろしい女のエゴだ…。その後私は叔父の家にひきとられたが邪魔者扱いされつらい日々をおくった。
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完結
巡りのスキーム
話55 pt
夫にほかの女と心中された。「梅野文雄(ウメノフミオ)28才。会社員。宇田明子(ウダアキコ)23才。家手伝い。睡眠薬のビンと…連盟で遺書を残していますし、これは心中ですね。」そう警察から説明があった。「こんなものか…」私はそう思った。涙さえ出ない。体じゅうの水分がかわききってるようだった。
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完結
もう一度シンデレラ
話55 pt
霧子(キリコ)は性相談を専門とする精神科医。主に、幼少期に性的悪戯を受けそれがトラウマになっている人の相談を受けている。霧子はとある祝賀会に出席していた。それは、幼少期に性的悪戯をされ苦しんでいる「りさ子」を救うためだった。この祝賀会を通して霧子はりさ子に接触するつもりなのだ。りさ子は夫の前では、異常なほど潔癖症だが不意に男が欲しくなる時がある。その度に夫には内緒で繁華街へ行き、男を漁っている。普段は歯を磨かないとキスもできないりさ子だがこの時ばかりは複数の男とも交わることができるのだった…。
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完結
悶えのマノン
話55 pt
たった一度の出来心…。それぐらいのつもりだった…。でも一度、目覚めた性の扉は女を魔性の運命へと誘っていった!!最高のエクスタシーは一度味わったら決してやめられない麻薬なの。
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完結
桃色昼下がり
話55 pt
私は高級娼婦。夜にはすえた臭いの精液と金にまみれて、金を稼ぐ女。そんな私が日の光の中で出会ったあの人。彼のモノをくわえ、人を愛する悦びを初めて知った…。
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完結
野獣のファイル
話55 pt
恋人の久明(ヒサアキ)が上司のお嬢様と結婚することになり、あっさりふられてしまった。私は傷心のまま友達の照美(テルミ)の店に飲みに行った。そこで私はついついクダを巻きそして涙まで流してしまった。私のそんな姿を見て「芸大生」と名乗る美青年が「なぐさめたい」と言って声を掛けてきた。私はすぐにその話に乗り二人でホテルへとむかった…。情事を終えた頃照美から電話がかかってきた。「すぐにそこから逃げるのよ!」照美は電話口でそうまくし立てた…。
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完結
闇の中に恋の森
話55 pt
私は三沢商事第三秘書課に勤務している。あれは、入社して2ヶ月目。私は上司の上杉から銀行への入金を頼まれた。銀行へ向かう途中、人気のない通りでバイクに乗った男にお金を強奪されてしまった。私はあわてて会社に連絡した。かけつけた上杉はこの不祥事は会社に内緒にし盗まれた二百万も立て替えると言ってくれた。その数日後私は、上杉に呼び出された。「今夜来日するプレイス社のオーナーと寝てほしい」上杉はそう言い放ちそのまま私をレイプした…。
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完結
闇のヴィーナス
話55 pt
かおるは一流の大学を出て一流の会社へ入社。そして生きがいのある仕事をしていた。しかし、かおるは自殺をはかり命の灯火を消そうとしていた。それは愛した男に裏切られたことが原因だった。体も動かなくなりかおるはいよいよ死を覚悟した。とその時かおるの部屋に一人の男が入ってきた。「地獄から生還させてやる。そのかわり君の人生をいただくよ」男はそうかおるに言い放った…。
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完結
行きずりのジェラシー
話55 pt
オフィス街のPM三時。澄子と社長の情事はこの時がクライマックス。 社長の相手をしているのは澄子。社長秘書だ。澄子が一番出世の社長秘書になれたのも、『これ』があったから。いつものように、PM三時に澄子は社長と体を重ねていた。澄子が不意に窓の外を見ると、こちらを見ている男性がいた。澄子は一瞬ヒヤリとした。「まさか見えているんじゃ…」そう頭をよぎったが、すぐに外からは見えないことを思い出した。しかし、男は澄子を見たまま「jealousy」そう書かれた紙を澄子に見せてきた。「こちらが見えている…」澄子の頭は真っ白になった。
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完結
夢織りの罪
話55 pt
僕は悪夢に憑かれている。巨大な白い犬が、ちぎれた右腕をくわえて走ってくる。その腕が僕の好きな人の腕ということだけは、なぜかわかっている。僕は、逆夢だと自分に言い聞かせた。悪い夢をみると現実にはいいことが重なるというあれだ。僕は脚本家だ。自分で言うのもあれだけど結構な売れっ子だ。いま書いている「八犬伝」のことが頭に残ってあんな夢をみたのかもしれない…。
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完結
邪悪な休息
話55 pt
堺田は、一人ヨットを楽しんでいる。先ほどまでの快晴が嘘のように、辺りは急に霧につつまれはじめる。そして堺田の乗るヨットは、あっという間に転覆する。「私が死ねば会社は終わりだ。妻も娘も生きられない。何でもするから助けてくれ。」海の中でもがきながら、堺田はそう強く願った。すると、そこに自らを「シー・デビル」と名乗るおぞましい姿の魔神が現れる。「お前の娘をひとり嫁によこせ。そうすれば助けてやろう。」シー・デビルはそう言った…。
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完結
吉原愛染の花
話55 pt
一夜で一千両の金が落ちるという大江戸の遊郭吉原。ここは、売られてきた数千人の女がひしめき、日夜男の享楽の相手をしている。事情は様々であるが、ほとんどが貧しさや餓えから家族を救うために売られてくる。彼女たちは十五・六になると店に出て客を取らされる。そして、品の良し悪しによってランクづけされるのだ…。
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完結
吉原遊女 性愛の契り
話44 pt
物心ついたときから吉原の遊女だった私・おりん。他にどれだけの客と寝ようと、身も心もすべて捧げてご奉仕するのは、愛する仁吉さまだけ。「どうぞうちを楽しんで--」前から後ろから貫かれ、騎乗位で腰を振り…カラダを重ねるときは夢中だけど、離れると不安になってしまう…。身受けしてくれるという仁吉さまとの真実の恋を信じたい。だけど、私の過去を知りたいという彼は、グチきき屋の慎吾にも探りをいれだして…!? 性春を売る華やかな遊廓に、淫らな恋の駆け引きが花咲く!!
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完結
嫁いびり
話55 pt
私の主人は多額の借金を残したまま自殺しました。私は、息子との生活の為、借金返済の為、息子を姑に預けて風俗で働くようになりました。姑は嫌味な人で、私が仕事から帰ると「すえた男の精液の臭いがする」と言って疎んじました。働き始めて少し経った頃です。私は、絶頂を迎えそうになると体中を針で刺されたような痛みを感じるようになりました。原因がわからず、毎日を鬱々と過ごしていましたが、ある日、姑の部屋から「呪い」と書かれた本を見つけました。その本の「オルガズムを奪う」ページに印がついていました…。
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完結
嫁姑蟻地獄
話55 pt
姑は私にきつくあたる。一体私が何をしたというのだろうか。2年前に亡くなったお義父さまの看病をしたのも私。残された姑をなぐさめ、子育てはもちろん貴明さんだって大切にしている。 ある日、姑は息子の唾液を採取しDNA鑑定に出していた。姑はなんとか私たち家族を壊そうと必死になっていた。なぜそこまで私は疑われているのだろうか…。
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夜の女王
話55 pt
極上の女に見出された青年は負け犬から帝王へ…心に傷を負い夜の街をさまよっていた東大卒の志郎は、銀座の女・かつらに拾われ、ベッドでのテクニックを叩き込まれる。彼女の目的は志郎を日本のトップに立つ男にすることだった…!!
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完結
磊落の門
話55 pt
私には章一(ショウイチ)という恋人がいる。「君が気に入っている。だからこそ兄夫婦に君を紹介する前に話しておきたいことがある」ある日、章一はそう切り出した。兄夫婦は死んだ両親が遺産として残した伊豆の家で優雅に暮らしている。しかし、それは表向きで実は、二人とも病気だという。長い間子宝に恵まれなかった兄夫婦に6年前待望の子供ができた。しかし、3年前ボートで遊んでいるうちに迷子になってしまった。そして、半年後に見つかった遺体は腐敗してひどい状態…。それから兄夫婦はトラウマになり病気になったというものだった…
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完結
ランバールの遺言
話55 pt
新見乙彦(ニイミオトヒコ)SDKフィルムのオーナー豊富なアイディアを駆使して次々とヒットムービーを生み出している。新見は私の勤めるクラブの客だった。そして私にプロポーズしたのだ。新見の奥さんは1年前に交通事故で亡くなったと聞いていた。 ある日、私の元へ新見の奥さんの妹が訪ねてきた。「義兄を誘惑したら許さない。私はずっと義兄が好きだった。姉さんには負い目はないわ。姉さんは不倫旅行中に死んだんだから…!」彼女はそう叫んだ…。
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完結
ラウ゛・シーンのあとで
話55 pt
藤木友達(フジキトモタツ)は売れっ子シナリオライターだ。私は彼の秘書そして、恋人でもある。藤木は非常に傲慢な人間だった。仕事の手順はおろか、身の周りの全ての世話をさせた。その上で藤木は外で女を抱いていた。ある日、藤木の大ヒットドラマを二人でみていた。すると藤木は急に顔を曇らせそのまま家を出てしまった。そしてまる一週間連絡が途絶えた。心配している最中一本の電話が入った。その電話は藤木の訃報を知らせるものだった…。
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離婚地獄~越えてはいけない、夫婦の一線~
話55 pt
みんなに祝福されてスタートしたはずの結婚生活。でも、ちょっとしたことから歯車は狂い始め、地獄のような離婚劇が幕を開ける――。夫の精子が弱いがために不妊に悩まされるヒロイン。事情を知らない姑からは女扱いされず離婚を強要され、ついには陰湿な嫌がらせまで受けるように…!彼女が選択した反撃の方法とは…?「ダメ亭主の見切り方」/夫が「カオル」という女と不倫旅行に行っている…?そんな疑念にかられた妻は浮気夫に隠しながら「婚活」ならぬ「離婚活」を開始!果たしてその結末は…「離婚活の女」/優しい夫と幸せな生活を送る新妻。だが彼女には夫に打ち明けられない過去が…。そのため子作りにも積極的になれない日々を過ごしていたが、ある日その過去に大きく関わる人物が現れてしまい…「あなたには渡さない」/破綻した夫婦生活、あなたなら続けますか?それとも新しい人生を踏み出しますか…?
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完結
理不尽な虐待~「ボク」と呼ばれる私~
話44 pt
地元の名門一家に生まれた「和紀(わき)」は、母に「かずのり」と呼ばれ、「男の子」であることを強いられた。少しでも「女の子」を出すと、テストで100点を取れないと言われ、友達の家に遊びに行くと、殴る蹴るの暴力を受け、心身ともに傷つけられて育った。その後、白血病、パニック障害などの病に苦しむが、母の「あの時死ねばよかった」の言葉で、これまで押さえつけていたものが爆発して──? 家族や社会から虐げられた読者の壮絶な体験を漫画化した5作を収録!!
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完結
リリスの鏡
話55 pt
私の恋人神之原文和(カミノハラフミカズ)はここA市では有名な素封家だった。ある日、私は文和の家に招待された。そこで待っていたのは文和の兄、崇(タカシ)と義母だった。文一の兄崇は目を疑うような美形の持ち主で私は思わず息をのんだ。しかし、崇は私を見るなり「リリスの鏡の中にとじこめるのにふさわしい女だ」そう言った。リリスの鏡。それはイギリス人のマクドナルドが書いた幻想小説のことだった。
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完結
離離のオーロラ
話55 pt
私の父邦貴(クニタカ)は大手貿易会社を営んでいる。実は私と父には血の繋がりがないのだ。当時、血気盛んだった私の父は、親友の恋人だった母に横恋慕しレイプして自分のものにした。母の恋人森野(モリノ)は傷心の身で海外へ去った。母のお腹子が森野の子知りつつ父が結婚を急いだのは母への強烈な独占欲と親友への負い目があったからだろう…。
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完結
霊界からの福音
話55 pt
私は20代女性のための情報誌の記者をしている。私の恋人北島厚也(キタジマアツヤ)は高名なジュエリー・デザイナー北島伸(シン)の息子だ。彼とは、仕事を通じて知り合った。私は生まれてはじめて本気で恋をした。しかし、最近その彼の様子がおかしく、私はもんもんと日々を送っていた。そんなある日、私は編集長に呼び出され、こんな質問をされた…。「霊の世界は信じるか?」
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完結
裂果のクラウン
話55 pt
私は不倫をするために夜の町で男が声をかけてくれるのを待っている。常軌を逸していることはわかってる。私は夫に裏切られた。夫に復讐をするにはこれしか方法がない。私は躍起になって町を歩き回った。そして一人の男が声をかけてきた。「安売りはやめた方がいい」男は知った口でそう言った…。
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完結
レ・ミゼラブルの女
話55 pt
私の父は貸しビル業で財を成した。とても人格者で娘の私には特に優しかった。しかし、母は父に対して心を開かなかった。いつもうつろな瞳で彼方を見つめていた。やがて母は病いに倒れた。「本当に愛した男とは結婚をしてはだめよ…」そう言い残して母は死んだ。母が他の男を愛しその男にこがれて死んだことがわかる年頃だった私は母に対して非常に腹がたった。
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完結
レムの闇に堕ちて
話55 pt
愛美(マナミ)は亮司(リョウジ)と婚約し幸せの絶頂にいた。ある日、二人はホテルに宿泊中、謎の組織に捕まってしまう。朦朧とした意識の中、愛美は自分がセリにかけられている声で目を覚ます。それからの愛美は、ありとあらゆる男から性の調教を受けることになる。「いつか亮司に会える」そう信じ、心だけは犯されまいとする愛美だが…。
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完結
連理(れんり)の火車
話55 pt
私はまわりから死神と呼ばれている。それもそのはずだ。私の周りではこの5年で3人もの男が死んでいる。1人目は太陽エネルギーの研究をしていた男だ。ある日突然崖の上で焼身自殺を図った。2人目は私の心の病を治した医者だ。彼も私にプロポーズした途端車の事故で死んだ。そして3人目は私の家の隣の自然公園にバイトで来ていた男。彼も4か月前に溺死体で見つかった。
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完結
6月の花嫁殺人事件
話55 pt
桂凛太郎一は旅役者だ。その色っぽい流し目を武器に女性客から祝儀をもらう。多額の祝儀さえもらえば、若かろうとデブだろうとバアさんだろうとミイラだろうと喜んで抱く。それが桂凛太郎だ。毎年6月になると、凛太郎はこの街へ定期公演にやってくる。そして、凛太郎がその街で抱いた女は全員殺されているのだ…。凛太郎がこの街に公演にくるのは今年で5回目になる。果たして5人目の犠牲者は出てしまうのだろうか…
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完結
ロマンスの事情
話55 pt
K大文学部四回生の香川亜紀子(カガワカキコ)は真夜中の病院の庭にきていた。浅沼ドクターと奥様のロマンスを成就させるため…浅沼ドクターの奥様は血液のガンに犯されており、余命もいくばもなかった。そのことを知らなかった亜紀子は浅沼ドクターと一夜を共にしていた。「一回の愛でいい。お願いです。どうか抱いてください。」亜紀子は浅沼ドクターにそうお願いしたのだった。そして、奥様の余命の話を聞き亜紀子は「命ぎりぎりの女の(ヒト)の夫を寝取るようなマネをしてしまった…」そう自分を責めた。
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私は絶対ブスじゃない~最下層ブス、整形で美女転生!
話55 pt
「ブスに生まれただけで私の人生ハードモードすぎる…」幼い頃からバカにされ、迫害され、就職や結婚もままならない女たち。険しい道のりを歩んできた末に、整形手術で見た目を変えればずっとラクに生きられると、一念発起で全身にメスを入れるが、美しく生まれ変わった彼女たちを予期せぬ苦難が襲う!整形依存、ストーカー、恐ろしい悪意に晒され続ける整形女の運命は…
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完結
罠に落ちた夜
話66 pt
「アンナ、君には僕のベッドに戻ってもらおう。」4年ぶりに再会したルチオの冷たい声が、アンナの胸をざわめかせた。と同時に、あの忌まわしい事件が脳裏によみがえる。そう、彼との挙式を間近に控えたあの夜、シャンパンを飲んで意識を失った彼女は目覚めるとルチオの弟のベッドにいたのだ!何も覚えていないけれど、弟の撮った証拠写真が残っている。あれから月日は過ぎても、まだ彼は私を許していない。今になって罰を与えようというのね…!
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完結
ヴィーナスは眠らない
話55 pt
俺はその夜いつもの店に飲みに来ていた。しばらくすると一人の女がやってきた。それは思わず見とれてしまうほどのいい女だった。俺はたまらなくなり、バーテンにあの女は誰かと尋ねた。「男が欲しいヴィーナスですよ。なんなら話を通しましょうか?」バーテンはそう言った。その女に魅せられた俺はすぐに紹介してもらった。そして俺は女を連れてすぐにホテルへと向かった。
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