美味しんぼ

東西新聞文化部に配属された新入社員・栗田ゆう子は、希望あふれる出社初日から、憧れの新聞社にも山岡士郎のような無神経でぐうたらな先輩が居ることに驚かされる。だが文化部全員が受けた味覚テストに合格し、大原社主・肝入りの企画「究極のメニュー」の担当者に選ばれたのは、ゆう子と山岡の2人であった…。
「食」ブームを巻き起こした大人気作!!

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  • 美味しんぼ 41

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    今、日本ではアジア・オセニア放送網会議が開催されている。この会議の成功の鍵を握っているのは、東南アジア連邦共和国のチェン代表。だが、会議が難航し、夫に付き添ってやってきたチェン夫人もすっかり疲れてしまっている。そこで山岡が夫人を食べ物で元気づけることとなった。アイデアたっぷりのご馳走を堪能した夫人は料理自体はとても喜ぶのだが、いまひとつ元気がない。チェン夫人と別れの握手をした山岡は、あることに気づき「翌朝、もう一度夫人を誘ってください」というが……。
  • 美味しんぼ 42

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    東西新聞文化部の女性記者の活躍を取材するべく、雑誌「女性時代」の橋田つた子が来社した。つた子はバリバリの女権論者、彼女に影響された文化部女性陣も女性の権利を主張しだした。ところが、彼女の恋人の小野がまたゴリゴリの男性第一主義者。だが、小野は彼女と結婚できるなら、土下座して謝っても良いという。つた子はそんな小野に、ひとつの試験を課した…。
  • 美味しんぼ 43

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    まり子の祖父・二木会長が心臓発作で倒れた。幸いにも一命をとりとめたが、以来ガックリと体が衰えてしまった。なんといっても辛いのは、年を取り、歯がガタガタになって大好物のナマコの酢の物が食べられなくなったことだと言う。「固いものが食べられなくなったら、一匹の動物としておしまいさ」とまで嘆く二木会長。それを聞いた山岡は、会長を能登まで連れ出すことにした。
  • 美味しんぼ 44

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    究極VS至高の対決のオーストラリア編、今回はクイーンズランド州を舞台に行なわれる事となった。取材旅行のメンバーはいつもと同じ山岡、ゆう子、近城、まり子の4人。だが、今回はちょっと事情が違う。近城とまり子の二人はお互いに結婚したいと思っているのだが、それぞれ山岡とゆう子に振られた者同士。山岡たちの結婚が決まったからといって、すぐにプロポーズしては相手を代用品のように扱っているようで、何とも言い出しにくいと二人とも思っているのだ。それを知った山岡とゆう子は今回の取材旅行中に、何とか二人の気持ちを通じ合わせられないかと考えていた…
  • 美味しんぼ 45

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    結婚の準備を着々と進める山岡とゆう子。だが、新居を探す段になって、ひとつの問題が浮上してきた。山岡が「二人で一緒に暮らすのを週の半分ぐらいにできないか」と言い出したのだ。彼には、どんなに仲の良い友人でも3日も暮らすと、嫌いになる、という困った性癖があったのだ。そのあまりに子供じみた言い分を聞き、ゆう子の母も怒り出してしまう。間にはさまれ、困ったゆう子は…
  • 美味しんぼ 46

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    大原社主がまた、幼なじみの富豪・大河と喧嘩をしてきた。東京の料理屋では関西に匹敵するようなスッポン料理は食べられないと言われたのだ。悔しさのあまり大原は、山岡に京都支局に転勤して、スッポン料理の秘密をつかんで来るように命令する。一方、まり子の叔母・輝子も無理難題を押しつけてきた。東京まで2時間もかかる所に建つ自分の豪邸を、山岡に買えというのだ。大原といい、輝子といい横暴な命令ばかり下す周囲に頭にきた山岡は…
  • 美味しんぼ 47

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    東西新聞文化部に、おチヨが訪ねてきた。山岡たちの披露宴に招待されたことに礼を言いに来たのだ。だが、彼女にはもうひとつ、山岡にどうしても頼みがあるという。一生のお願いだから、結婚を機会に雄山と仲直りをしてくれというのだ。それだけは出来ないと、耳を貸さずに立ち去る山岡。残されたゆう子とおチヨの前に、やはり結婚を間近に控えた近城と二木まり子が現れた。実は、まり子の祖父が「山岡たちの披露宴で究極のメニューを出すのなら、まり子たちも同じ事をして貰え」と言い出して困っているという。だが、大原社主は「会社の財産でもある究極のメニューを使い回すなど、認められん」と、これを許さない。だが、ゆう子はこの二つの問題を解決する妙案を思いついたという。そのアイデアとは…。
  • 美味しんぼ 48

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    披露宴も無事に終わり、いよいよ山岡たちの甘~い新婚生活が始まった。と思いきや、初日の朝から一騒動。ゆう子の作った朝食に山岡がいちいち文句をつけるのだ。初めはおとなしくいうことを聞いていたゆう子だったが、2日目も同じように文句たらたらの山岡に、遂にゆう子も切れた。早くも危機の訪れた二人であるが…
  • 美味しんぼ 49

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    東西新聞文化部にタイの新聞記者、サクンタラ・ブレンサップ嬢がやって来た。女性の目から見た日本社会についての取材のために来日したのだ。だが、ちょうどその頃に起こっていた米不足騒動の話題から、無神経にも彼女の前で、タイ米の悪口を言い始めた文化部員たち。「まずい、臭い、家畜の餌」とまで言われて、サクンタラは激怒する。このままでは国際問題にまで発展しそうな様子に、山岡は「タイ米の名誉を回復しましょう」と提案する。
  • 美味しんぼ 50

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    極亜テレビの金上社長が、年老いた大原社長の叔父をだまして、なんと東西新聞社の株30%を買い占めてしまった。金上は、1年ほど前に父親の跡を継いだばかりの冷酷無比な若手社長。自身の極亜テレビでは、低俗で俗悪な番組で視聴率を稼ぎつつ、社内では完全な恐怖政治をしき、気に入らない者は容赦なく切り捨てている。もちろん、大原社主以下東西新聞社の社員は、悪名高き金上の新聞社経営介入に大反対。意気揚々と社を訪れる金上を玄関で待ち受けるのだが、そこに二日酔いの山岡がちょうど出社してき、こともあろうに、金上の顔面に嘔吐してしまった!
  • 美味しんぼ 51

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    山岡とゆう子は、知り合いの尾沢と、はるからある相談を受けた。ふたりは結婚することを決めたのだが、はるの娘、季子がふたりの結婚に反対しているのでなんとかしてほしいということだった。そこで、山岡たちは季子と会うことにしたが、季子の話を聞いた山岡は……。
  • 美味しんぼ 52

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    仕事始めの日、文化部は大原社主から、若者たちの食生活についての意識調査をし、ひいては現在の若者の体型が世界水準から見て貧弱になってしまったことの原因を追究してくれないかと依頼される。しかし、先のお歳暮で大原に新巻鮭を送ったところ、「血圧の高い私にこんなものを送るとは殺人未遂じゃないか!」と怒鳴られた山岡は、社主の話を聞こうとしない。だが、最近の鮭事情について山岡から話を聞いた局次長の説得もあって、鮭と若者を絡めた討論会を行なうことにする。
  • 美味しんぼ 53

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    偶然にも山岡は、東西新聞社を辞め、現在新しい事業を始めようと燃えている元同期の赤森に再会する。そこで山岡は、「今度の事業に投資をしてくれる人物に自分の人間性を表した料理を食べさせたいので力を貸してくれないか」と彼から頼まれる。二つ返事で引き受けた山岡だが、赤森は、最高のメニューには思いきり費用をかけなくてはならないと勘違いしてしまい…。
  • 美味しんぼ 54

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    ノミの市に出かけた山岡夫妻は、水だしコーヒーのウォータードリッパーと出合う。モノの価値の分かる人に会えたと店の主人は喜ぶが、譲る前にこのドリッパーの正しい使い方を伝授したいので、明日また訪ねてきて欲しいという。翌日山岡たちは指定された喫茶店に足を運ぶが、そこは何年も使われていないようなひどく古びた喫茶店で…。
  • 美味しんぼ 55

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    山岡夫妻が訪れた大磯の小料理屋は、以前社内の人々から借金をしたまま姿を消していた山岡の元先輩・利島の店だった。今は心を入れ替えて真面目に働き、借金も全額返すと言う利島だが、社の人々の怒りはそんなことでは収まらない。そこで考えた山岡は…
  • 美味しんぼ 56

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    莫大な財産を持つ京極は、仲の悪いふたりの娘にどのように遺産分配をすればいいものかと頭を悩ませている。しかし、ふたりは仲が悪いどころか、実はとっても仲良しで…
  • 美味しんぼ 57

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    新年早々、大原社主の奥さんから呼び出しがかかった山岡夫妻。慌てて社主の家を訪ねると、娘家族が連れてきたペットたちに荒らされて、家の中やせっかく用意したおせち料理はしっちゃかめっちゃか。明日、30年ぶりにブラジルから帰国する友人のために、最高の正月料理を是が非でも用意したいと大原に泣きつかれた山岡たちは…。
  • 美味しんぼ 58

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    東西新聞社に中学生が社会科見学に訪れた。山岡はその中に同級生からいじめを受けている子を発見するが、教師は何も言わない。結局自殺未遂まで図ったその子を預かった山岡は、いじめを克服すべく彼に、相手が死ぬまで闘う激しい闘鶏を見せた後、軍鶏をご馳走する。おいしいものを食べ、少年はすっかり元気になるが、山岡は彼の思惑とは逆に、軍鶏みたいにはなるなと言う…。
  • 美味しんぼ 59

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    東西新聞社では「究極のメニュー」のホームページを作ることになった。そこで山岡たちは、ホームページの制作を手がける複合媒体部の藤村に出会うのだが、頭ごなしに「食い物なんかが文化であるものか」と言われ、山岡たちと大ゲンカになる。そこでゆう子は、藤田に勝負しようと持ちかける。
  • 美味しんぼ 60

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    東西新聞事業部の福田が、定年退職を機に漬物店を始めたいと山岡たちに相談してきた。漬物は日本人にとって欠かせないものなので、商売として成り立つ可能性はあると山岡たちは賛成するのだが、肝心の福田の奥方があまり乗り気ではない。奥さんは漬物に興味がないのだと山岡たちは思うのだが、実は家に漬物小屋があるほどの漬物好きで…。

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