日活が死ぬ――!? 昭和46年(1971年)、数々の名作や大スターを生んだ映画製作会社・日活は毎月1億円の赤字をタレ流し、存続の危機に立っていた。 日活に憧れて入社した契約助監督の阿里純(あさと じゅん)も、大監督になる夢を絶たれるピンチに直面。情熱のやり場のなさにくすぶっていた。 起死回生を図って会社が出した方針とは…!?
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湯河原から帰ったアリを待っていたのは大映が倒産という暗いニュースだった。 一方で日活ではロマンポルノの製作が続けられていた。 撮影所でアリはファンキーに切ない時代劇『情炎お七恋唄』の台本を渡され、ひと目で気に入る。
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「あれは映画ではなく猥褻」そう決めつけられ、日活作品は警察の摘発によって上映中止を余儀なくされる。 無情にも押収されていくフィルムと閉館する映画館を目の当たりにしたアリは言葉にならない咆哮をあげる。
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警察から猥褻物の証拠品としてフィルムを押収された日活。 動揺する一同の前に現れた映画監督の神代辰巳は「引かれ者の小唄で終わっちゃいかんよ」と鼓舞する。
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「情炎お七恋唄」の撮影現場に長ナスを持ち帰ったアリ。 主演女優からその用途を尋ねられ「男の代わり」との回答に絶対嫌だと拒まれ…??
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順調に進んでいるように見えた「情炎お七恋唄」の撮影だったが、 ファンキーの理想に近づけないお節の演技にリテイクが嵩んでしまい…?
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突然現れたアリの兄・和夫。地道に働いて親を安心させろと咎める兄から逃げ出したアリは――!?
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ポルノ映画に対し「恥じたりしない」と決意を新たにするアリ。 一方、ポルノから足を洗わせたいと思う兄・和夫がとった行動は――!?
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ポルノ映画の立件を進めたい警察の執拗な聴取は摘発された作品のスタッフだけでなく、出演する女優達にまで及び――!?
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警察の聴き取りに臨む女優・中川梨絵は、威圧的な尋問をする刑事たちを手玉に取るような態度をとり――。
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警察の摘発からひと月、世の関心はあさま山荘事件へと移っていた。 全国民がテレビ画面に釘付けとなる中、ロマン・ポルノの世界も新しい展開を見せ――。
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スランプに陥り思うように筆が進まないアリ。そんな中『ラブハンター 熱い肌』の撮影が始まり――。
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世論と戦う気満々の現場と反して、アリの担当する新作は警察の摘発を避けるべく、過激描写のない映画になって――。
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ファンキーのロケハンに遭遇したアリ。ファンキーに刺激され、街に出てネタを仕入れるべく動き出しーー。
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目隠しをされてバスに乗せられたアリ。辿り着いた先の洋館でサドマゾショーが開幕し、想像を超えたもの目の前で繰り広げられ――。
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ついに開演を迎えたサドマゾショー。アリが見つめるステージの上、鞭を浴びる女性は冴子に似て――!?
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サドマゾショーから一週間。衝撃を引きずったままアリは撮影現場に戻るが、山口から驚きの事実を聞かされ――。
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冴子からの手紙を待ち続けるアリ。一方アリに女として自分を意識してもらいたいヨーコがとった行動は――!?
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ある日アリの元に一通の手紙が届く。それは心待ちにしていた冴子からのものだったが――。
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現場では警察の摘発に反発するようにロマンポルノを作る熱量が高まる一方、脚本が書けずに燻るアリだが――。
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サドマゾショーの舞台となった洋館を思い出そうとしていたアリ。そんな折、再び助監督に戻ったファンキーがなぜか嬉しそうな表情で現れ――。
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[話売]R★P ロマンポルノ
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てしろぎたかし
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久麻當郎
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