監獄戦艦2~要塞都市の洗脳改造~(ゲームブック)
最終話 新たなる人格へ
人類が宇宙へと広がりはじめた時代。太陽系内には数々の地球化(テラフォーミング)された惑星が現れ、人類の版図は太陽系全域へ広がっていた。 やがて地球を故郷としない宇宙人類と呼ばれる人々の人口が増大、それまでの地球中心主義を是正するため、各植民星の主権を認めた宇宙連邦政府が発足する。こうして平和的に人類の再統合がなされてきた10数年、その様な努力とはウラハラに、かつての権益に執着する旧人類(地球生まれの市民)とそれを打破しようとする宇宙人類(宇宙コロニーや植民星生まれの人類)の対立は根深く、宇宙連邦内は政治家や軍隊・警察機構を含め、地球中心の「ネオ・テラーズ」と宇宙コロニーや植民星中心の「ニュー・ソラル」という二つの政治グループに分かれ苛烈なる暗闘を繰り返していた。 そんな戦乱の太陽系に第三極とも言うべき勢力が台頭する。コーデリア大公国である。天王星の小衛星コーデリアを核に建造された人口353万人の小都市国家ながら、『装甲騎』と呼ばれるコーデリアだけが有する新型兵器群を開発して軍事強国へ飛躍的に発展した新興勢力。装甲騎は、天王星の核から産出する希少金属から発明されたウラノス合金装甲を纏った人型機動兵器で、ウラノス合金装甲は中型戦艦クラスの主砲であるレベル5フェーザー砲の直撃にも耐えるエネルギー偏向特性と既存の物理打撃兵器の直撃に十分に耐える硬度を有している。装甲騎のデビュー戦となった宇宙連邦による木星宙域軍閥掃討作戦では、大戦果をあげて宇宙を震撼させた。そうした軍事強国コーデリアを率いるのが戦争の天才アリシア・ビューストレーム将軍と、彼女が支え次期大公となるマヤ・コーデリア皇女である。そして太陽系のキャスティングボードを握った彼女たちは、ついに決断する。太陽系の新たな秩序を目指してニュー・ソラルの陣営に加わることを。焦るネオ・テラーズ首脳部は兼ねてよりコーデリアに潜入していたネオ・テラーズの工作員である主人公ディノ・ディラッソに指令をくだす。コーデリアに入港中の新鋭戦艦イェルケル内に秘かに設置されたネオ・テラーズ独自の超機密テクノロジー『洗脳ラボ』を用いてアリシアとマヤを洗脳改造し、都合の良いメス豚に作り変えてとネオ・テラーズの操り人形にせよと。果たして主人公は非道なる洗脳改造任務を成功させる事ができるのか!?
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