黄金街

ある閨秀作家の犯罪・弐(2)

完結
―――あれは夢ではなかったのだろうか。―――俺にはまだわからない。「ああ…」自らの秘所に指をあてがう少女、それをカメラに収める俺。熱病に犯された時の酩酊感にも似た感覚に犯されながら、それでも一心不乱にカメラを回す。「自涜(じとく)」、この美しい少女にはこの言葉が一番ふさわしい。それはオナニーでもマスターベーションでも、ましてや手淫でもなく自らを涜(けが)す自涜でなければならない。この甘美な映像を収めることになったのは、あの日の雨の昼下がり――――。

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