捨てられΩは二度啼く【特典付き】

番に捨てられたΩ、40歳。
強制発情

【特典ペーパー付き!!】

〈あらすじ〉
発情期なんて終わったと思っていたのに……。

番のαに捨てられた過去を持つ、Ωの恭壱(きょういち)は、養子の音々(ネオン)と二人で暮らしていた。
音々が16歳を迎えた日、平和な日常は一変する。
いつも無邪気だった音々が突然「α」のオーラをまとい迫ってきて……!?
番に捨てられてから10年間、1度も発情したことなかった身体が再び熱くなる!

αに目覚めた義理の息子と、元番のカリスマαに翻弄される──
40歳、捨てられΩの拗れた性愛!


CONTENTS
「捨てられΩは二度啼く」1−7話
「描き下ろし」

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スタッフおすすめレビュー

※ネタバレを含む場合がありますのでご注意下さい

16歳のアルファ✕40歳のオメガというだけでセンセーショナルなのに、2人の関係は義理の親子で、最大のライバルは16歳アルファの実父という美味しい設定がてんこ盛り!! なんだか、現代のエクストリーム源氏物語を読んでいるかのよう。攻めの実父、ハーレム形成してますし。

恭壱を強引に手に入れた挙げ句捨てた実父・高嶺を憎み、「自分は高嶺のようにはならない」と誓っている音々ですが、16歳の誕生日にアルファのオーラで恭壱を威圧して、強制発情を起こさせて抱いちゃうあたり、父方の血を濃く受け継いでいます。でも、そんな無自覚傲慢で執着心激強なアルファ様、おれァ嫌いじゃないぜ……。

恭壱を本当の意味で手に入れるため、カリスマアルファである高嶺を超えようとする音々。「庶民派アルファ」なんて言われていたのが嘘のように、アルファらしく成長して威圧的なオーラを纏うようになっていく姿がかっこよくも切ない……!(アルファのオーラを出す時に、白目と黒目が反転する表現が禍々しくてかっこいいです) 恭壱に迫る姿にも色っぽさが備わってきて、恭壱がドキドキしてしまう気持ちが痛いほどわかります。

そして、本作のラ スボス・高嶺の圧倒的王者ぶりも非常に素晴らしくてですね。ただの傲慢クズ男かと思いきや、意外な一面を隠していたり、おまけページで可愛いところを見せてくれたりといい仕事をしてくれます。
登場人物がみんな良キャラ過ぎて、スピンオフ待ったなしの作品です!

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